私たちは普段「ダメ」「やめて」「NO」という「否定的な言葉は使わない」、基本的に肯定する言葉をかけるようにしています。それは「子どもの存在を認めてあげる」ということに繋がります。
「肯定される言葉を受けている子ども」は「存在を認めてもらっている子ども」となり「愛情をいっぱい受けている」と子どもは感じることができ、自らが「愛されるべき存在」であるということを実感できます。すなわち「自己肯定感」が育つということですね。
そのように育てられた子どもは、壁にぶつかっても乗り越えて行ける生きる力が身に付きます。基本は「愛情」です。
もちろん、問題ある行動を注意しないということではありません。子どもの年齢に応じて、子どもたちが自ら気が付くように、自らを省みるように、注意などの言葉かけはします。根本は「人」としてのベースを、きちんと育てるように配慮するということです。
子どもの心を受け入れるということはどのようなことだと思いますか?
それは、子どもが何かを要求した時に応えてあげることです。例えば、「抱っこして…」「着替えさせて…」「絵本読んで…」と子どもにお願いされた時にしてあげることです。
「自分でやろうね」ではなく、してあげること。時には、自分でお着替えができるお子さんなのに「できない。やって…」と来ることもありますよね。「もう、甘えて…」「自分でできるでしょう」と突き放すのではなく、やってあげてください。それが子どもの心を受け入れることです。
「甘やかし」ととられるかもしれませんが、乳幼児期には、その「甘やかしてあげる」ことが重要なのです。手をかけてあげることにより「私は愛される存在」なんだということが実感でき、自分に自信を持てるようになります。そして「自分を愛すること」を知ります。
「過保護」と似た言葉に「過干渉」があります。これは似て非なるものですね。干渉はしてはいけない。子どもが自らしようとしているのに、いちいち口をはさむということはしてはいけません。「過保護」と「過干渉」の違いは何か?それは「主体がどちらにあるか?」ということです。
子ども主体なのが「過保護」、大人主体なのが「過干渉」。過干渉は大人の都合の良いように子どもを操ることであり、子どもの主体性を踏みにじってしまいます。それは言わば、自主性の芽を摘んでいることになります。私たちは「過保護OK、過干渉NO」としています。
大阪市淀川区に位置するやすらぎ保育園は、企業主導型保育園として、働く保護者の方々をサポートするために2017年に設立されました。当園では、子どもたちが安全で安心できる環境の中で、のびのびと成長できるよう努めています。
特徴07:30 |
開園 順次登園後は自発的な活動を行います |
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09:30 |
おやつ |
10:00 |
自発的な活動 |
11:00 |
昼食 自園調理のおいしいごはんをみんなでいただきます 昼食後1~2歳児クラスは歯みがきを行います |
12:00 |
お昼寝 |
15:00 | おやつ |
自発的な活動と順次お向かえ | |
19:00 | 夜食 |
20:30 | 閉園 |
★自発的な活動★ (午前)お絵描き・年度・ブロック・パズル・おままごと・お遊戯・ごっこあそび・絵本・紙芝居・制作など (午後)砂場・ブランコ・滑り台・かけっこ・なわとび・伝承遊び全般、お散歩など |
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